愛と美を一息に…カクテル「アドニス」

もうすぐバレンタインだから、そんな話をしようか。

どこかのお菓子会社のマーケティングだなんて説もあるけど、年に一度、女の子から告白するチャンス。素敵じゃない。バレンタインデーが2月でよかったね。真夏じゃチョコレート溶けちゃうからね!

ただね、想いよ届け~だとか、チョコっとLOVE!だとか、そんな話をするガラでもないってことで。

今日のブログは、カクテル「アドニス」です。

「アドニス」は少年の名前です。ヴィーナス誕生の絵なんかでお馴染み、美神アフロディーテが愛した美少年。

adonis

アドニスはね、好き嫌いが分かれる部類のカクテルです。大人の味って言ってもいいかな。若い子なんか、試してごらんよ。最初は苦手でも、急に愛おしく感じられる時が来るかもね。

ドライシェリーにスイートベルモット。ドライベルモットを使うと、横浜生まれのカクテル「バンブー」になります。

カクテルの由来の話に戻ろうか。

なんだかんだあって複雑な生い立ちのアドニスが、なんだかんだでアフロディーテが目をかけるんだけど、彼は若くして死んでしまうんだ。

そんなギリシャ神話をモチーフに、今から100年以上前に流行ったミュージカル「アドニス」にちなんで、このカクテルが生まれたってわけです。

神話って日本でも海外でも、お子様の昔話みたく切った張ったで大団円とはなりません。想像以上に愛憎入り交じった世界なんだね。可愛さ余って憎さ百倍。毒を盛ったり、呪ったりは当たり前。

穏やかじゃないねえ、お~怖!