野菜がなければ「ギムレット」を飲めばいいじゃない

ギムレット。

ジンを使うショート・カクテルの名前です。レシピはね、

  • ジン
  • ライム

をシェーク。シロップじゃなくてフレッシュライムを使う現代版のレシピなら、甘みを足してやるのが一般的です。

gimlet

ギムレットの起源の話。今から100年以上も前、昔の船は冷蔵庫なんてないから野菜や果物が持ちません。船乗りの毎日は、仕事辛いし狭いし臭いしご飯マズイし、酒は安易なストレス解消法。

ギムレットさんっていうイギリス海軍の軍医がいたんだよ。半ばアル中の兵士たちに、せめてジンとライムジュースで割って飲みなさい、ビタミンも多少は採れるから…というワケです。

そんな経緯から、ギムレットには海軍御用達だった「プリマス・ジン」がよく使われます。まあ今では縛りのないお約束程度に考えてください。

バーテンダーっぽい話はこれくらい。

……

とっても有名なのに、使えるタイミングがあまりに限られるセリフがあります。
有名…といっても、酒飲みか本好きしか通じないけど。

ハードボイルド作家、レイモンド・チャンドラーによる「長いお別れ」からの一節。正直言っちゃうと、ボクはこの本全部は読んでません。仕事柄、このセリフの下りは知ってはいるけれど。

ショットバーでギムレットを飲もうかと悩んで、やっぱり止めるときだけ、使えるセリフ。

「ギムレットには早すぎる。」

なんだかわかんないけど、シブくてカッコイイ。
言ってもいいけどさ、どうせならイイ声で堂々と言うんだよ。
こういうのは恥ずかしがったら大やけどします。
雰囲気で押し切ってください。笑

……

ハードボイルドかどうかで本や映画を選んだりしないけど、ボクが好きなもので近いのは北方謙三先生かなあ。歴史小説好きだからさ。水滸伝シリーズ、面白いよ。

ハードボイルドってさ、要するに固茹で卵のことだよね。