ボンベイ・サファイアの思い出

お酒を飲めるようになったばかりの頃、ジンが大好きでした。ホワイトスピリッツをストレートやロックで楽しむスタイルは、いかにも男らしい酒の飲み方という感じがします。

代表的なジンと言えば、

  • タンカレー
  • プリマス
  • ゴードン
  • ビーフィーター

このあたり。

近頃は、「ビクトリアン・バット」なんかも流行っていますね。

ボンベイ・サファイア、ロゴ

そして、忘れちゃならない「ボンベイ・サファイア」。個人的に、思い入れの強いお酒です。ボクのバーテンダーとしてのルーツ、後に下積み生活を送る中野フランクストンでのお話です。初めてバーで飲んだお酒が「ボンベイ・サファイア」でした。

バーで過ごす時間は、非日常的だと言われます。大胆な装飾が施された重厚なバカラのグラスで、バーテンダーの丁寧な仕事、落ち着いた静かな空間で、飲み慣れたお酒でも何か特別な印象を感じるのは、バーならではの体験。

お酒と人生経験の深みって、比例するんじゃないかと思っています。皆さんのエピソードもぜひ、BAR NASHでお聞かせください。

サファイアの特徴は、なんと言っても「香り」

ジンにもいくつかの種類がありますが、最も身近なドライ・ジン(ロンドン・ジン)に限って話をします。もともとジンのルーツはオランダですが、その製法は技術革新とともに進化してきました。

ジンは、大麦、ライ麦、ジャガイモを原材料とした蒸留酒です。ジン特有の特徴的な香りは、ジュニパーベリー(ねずの実)など、ボタニカルによるもの。ボタニカルとは、風味付けに使われる植物の種子や実のことです。

一般的なジンにはこのボタニカルが4~5種ほど使われています。

一方ボンベイ・サファイアは、ジュニパーベリーを代表に、全部で10のボタニカルが加えられています。

  • アーモンド
  • レモンピール
  • アンジェリカ
  • オリス
  • グレインズ・オブ・パラダイス
  • コリアンダー
  • リコリス
  • カシア
  • クペバ

ボトルの側面にエッチングされているのは、これらのボタニカル。

製法も独特です。一切の雑味を避けるために、蒸留し蒸気となった穀物原料のアルコール分にボタニカルを通過させることで、サファイア独特の味わいを作り出します。

ボンベイ・サファイアの飲み方

ストレートでも、ロックでも、ボトルごと冷凍庫につっこんでOKです。

カクテルのベースにするなら、トニックやマティーニは代表的です。

bombay-saffire

中でもマティーニは、毎年マティーニ・グラスのデザインコンペティションが行なわれるほど、親会社のバカルディも力を入れています。スタイリッシュな青いボトルにみられるよう、広告やデザインに重視していることでも有名です。

ボンベイ・サファイア公式サイト
http://www.bombaysapphire.com/