ウィレット、ポットスチルの形をしたバーボン

面白いボトルシリーズ。

ゆったり嘗めてごらん。
力強い飲み口から、甘く深い、幸せな余韻。
いやあ、いいバーボンだねえ…。

ウィレット ポットスチル リザーブ 47度
WILLETT POT STILL RESERVE 94 PROOF

面白いボトルでしょう。これはポットスチル、蒸留器、蒸留釜の形なんだよ。ほら、こんなのね。

このウィレット蒸留所はもう現存していません…が、どうやら蒸留が再開するみたい。現在はケンタッキー・バーボン・ディスティラーという会社に変わっています。

ウィレット蒸留所は1980年代に、大気汚染や廃棄物処理などの環境問題に対応できず蒸留所を停止。以降、過去に樽詰めした酒と、他社から供給を受けた酒をボトリングしています。ここんちがリリースしているバーボンは、

  • ノアーズ・ミル
  • ローワンズ・クリーク

が有名です。

で、「ウィレット」名義で少量リリースされたのが、今回紹介する「ウィレット ポットスチル リザーブ」。恐らく中身は、蒸留所停止前の原酒です。一杯900円。

以下、オフィシャルサイトに掲載されていたプロフィールの意訳。

The Willett family distillers brought their distilling knowredge with them from England to the American Colonies in the early 1600’s. Before coming to the colonies, they had utilized their knowledge and practiced their talents for many years. They distilled brandy in France, where the family originated. Even today, this is evidenced by “Square Willette” at the foot of Montmartre in Paris.

17世紀初頭、ウィレット一族はイングランドからアメリカ植民地へ蒸留技術を持ち込みました。アメリカへ移住する以前はフランスでブランデーの蒸留を営み、何年にもわたり技術を蓄え、実践していました。今でもフランスのモルマントルには、ウィレット・スクエアという地名が残されています。

Finally, in Bardstown, Nelson Country, Kentucky – the”Bourbon Centre” of the World – the Willett family distillers became involved with developing several of the most famous bourbon of the area and, in the early 1900’s decided to build their family owned and operated distillery.

バーボンのメッカとして名高いケンタッキー州ネルソン地方バーズタウンに於いて、ウィレット一族は有数の蒸留所として発展し、20世紀初頭には一族所有の蒸留所を建設・操業しました。

The distillery they named “The Willett Distilling Company” in 1935, which has been operated by several generations of Willet family distillers since its very beggining, is today the home of “Kentucky Bourbon Distillers, Ltd.”, still headed by a member of the same family as its originators.

1935年、蒸留所は「ウィレット蒸留酒製造社」と名付けられ、数世代に渡り稼働してきました。今日でも一族は創始者として、「ケンタッキー・バーボン・ディスティラー」を経営しています。