テンプルトン・ライ、アル・カポネが愛したウイスキー

素晴らしい酒だね。
少量生産、ちょっと上等なライ・ウイスキー。

アル・カポネが愛した、快楽の極みを知る暗黒街の帝王さえも魅了した酒として有名です。1920年の禁酒法時代もこっそり造られてたテンプルトン・ライ。

ライ・ウイスキーは、その名の通り原料にライ麦を多く使ったウイスキーです。単に「ウイスキー」っていうと、普通は大麦麦芽(モルト)が”主”原料。日本でもファンが多い、スコットランド産のシングルモルト・ウイスキーは、大麦麦芽だけで造ります。バーボンはコーンが主原料。

アメリカでは、51%以上ライ麦を原料にしたウイスキーはライ・ウイスキーに分類されるんだけど、「テンプルトン・ライ」がちょっと珍しいのは、ほとんど100%ライ麦で造られていること。

ついでに、ライ・ウイスキーは、カクテルの女王「マンハッタン」のベースに使います。カクテル用によく使うのは「オールドオーバーホルト」とかね。「マンハッタン」はまだブログで紹介してないから、同じくライを使う「ニューヨーク」。
» ニューヨーク!いい女のためのカクテル

……

とまあ、堅い話はここまで。この辺の話題はネットで検索すれば、だいたい書いてあるよ。

アル・カポネの事をよく知らなくても、なんとなく極悪非道なイメージはあるよね。マフィアの象徴みたいな人物です。イタリア系アメリカ人。顔に傷があって、スカーフェイスの二つ名も。彼の人生は小説や映画や、いろんなところで引用されています。

映画「ゴッドファーザー」のビトー・コルレオーネのモデルはアル・カポネじゃないんだけれど、作中の抗争シーンのいくつかは実際にあった事件をモチーフにしてるみたいです。息子の名前がソニーってところも、そうかもね。

映画「スカーフェイス」でアル・パチーノが演じたのは、同じく顔に傷を持つトニー・モンタナ。イタリア系じゃなくてキューバ移民だし、時代設定も全然違うけど、1980年代版アル・カポネってところです。

テンプルトン・ライとトニー・モンタナ興業、ロゴもなんとなく似てます。