飲み比べでどうぞ、マクファイルズ・コレクション

今日のお題はシングルモルト・ウイスキーです。

左から、
ハイランドパーク 8年
タムデュー 8年
グレンロセス 8年

元祖ボトラーズ、ゴードン&マクファイルのマクファイルズ・コレクション。

ウイスキー業界でGMったら、ゼネラル・モーターズじゃありゃせんです。鹿のマークのゴードン&マクファイル。

……

なんのこっちゃって思いました??

ハイランドパークは聞いたことあるけど「知ってるボトルと違う」って思う方もいるでしょ。

シングルモルトの世界には、蒸留所が販売する「オフィシャル」と、原酒を買い取って独自でアレコレして販売する「ボトラーズ」があります。

ゴードン&マクファイルはボトラーズ業者で最も老舗。もともとはスコットランドの高級食料品店。スペイサイド地区らしく、ロゴマークは鹿だね。

なんでわざわざウイスキーを買い取るのかというと、シングルモルト・ウイスキーの歴史が関係します。

シングルモルト・ウイスキーが正式に世に出たのは1963年、グレンフィディックが初めて。意外と最近のことなんだよ。それまでは全部、ブレンデッド・ウイスキー用に卸してました。

要するに、原酒は昔から造っていたけれど、それだけでは個性が強すぎて飲みにくい、売れないだろうっていうのが業界の常識だったんです。

ゴードン&マクファイルも50年ほど前から、いろんな蒸留所のウイスキーを買い取っては独自に瓶詰して売りだしてました。以前はシングルモルトとして流通していない蒸留所の酒を売る立場として、現在はオフィシャルでは手の回らないニーズに応えるウイスキーを供給する立場として、支持されています。

シングルモルトのオフィシャルとボトラーズの話、今度詳しく書こうか。興味ある?