ブッシュミルズ・モルト16年と「Wood」の話

シングルモルト・ウイスキーの産地はスコットランドと日本が世界的に有名だけど、他で作っていないというわけじゃありません。

少数派だけれど、もちろんアイルランドにもシングルモルトはあるよ。

前に紹介した「カネマラ」ともキャラクターが異なる一本です。
» カネマラ、アイリッシュ・ウイスキーの異端児」

ブッシュミルズ・モルト16年
Bushmills Single Malt Aged 16 Years.

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アイリッシュ・ウイスキーは、軽やかで優しいものが多いです。一言で表せば、飲みやすい、飲み飽きない。ウイスキー初心者にオススメです。

理由は、スコッチよりも蒸留回数が多くて味の角が丸くなること。

モルト造りにピートを焚かないから、煙臭(スモーキーフレイバー)や消毒液みたいな感じもありません。対極にあるのがアイラモルトのラフロイグとかアードベッグとか。

もちろんこれは一般論ね。

要するに、モルト原酒の段階でスムースだから、熟成過程で樽の影響が大きいよ。

今日の「ブッシュミルズ・モルト16年」、写真からはちょっと字が小さくて読めなけれど、”Matured in Three Woods”って書いてます。

順番にバーボン樽、シェリー樽、ポートワイン樽で熟成させてるんだよ。ここがとっても特徴的。由来が異なる3つの香りがいい感じ。

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関係ないけど、”woods”の話。

「Norwegian Wood」ってビートルズの曲があります。ベスト盤にもよく入る有名な曲。邦題は村上春樹の小説の題にもなってる「ノルウェーの森」。

「ノルウェーの森」って実は誤訳なんだってね。
正しくは「ノルウェー産の材木」。

曲調が穏やかで優しげだから、なんか神秘的で心地いい森のことを歌ってるのかな~なんて思ってたら全然違うんだよ。

どんな歌詞かというと…。

オネーチャンに誘われて、彼女の家までついて行ったんだ。ノルウェー産の木材を使った、とても素敵な家だった。彼女が泊っていってと言うのに、夜になっても抱かせてくれない。明日の朝は仕事で早いのって、部屋を追い出されて、風呂場で寝かされて、ふてくされて朝起きたら一人ぼっち。ノルウェーの木はよく燃えるなあ!

放火の歌でした。
ひっどいでしょ。笑

ホントのところはジョンに聞かなきゃわからないけどね。