バーボン・ブラントン、勝者のボトルは縁起モノ

ブラントン(Blanton’s)、まあ良いバーボンです。
ブッカーズあたりと並んで、高級バーボンの括りに入るね。

それだけ手間ヒマかけて、こだわって造ってるんですが、その話は後半で。

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……

プレゼントにお酒を贈りたいなって時、あるでしょ。

ただ値段なりに選ぶだけじゃ面白くないよ。お酒にはそれぞれエピソードがあるからね。贈る相手に合わせて選ぶってのが粋だし、選ぶ方も楽しいじゃない。

例えばスコッチ・ウイスキーの「オールドパー 12年」。傾けても倒れないボトルが有名。リンク先は18年モノです。
» 倒れないボトル、オールドパー18年クラシック

話は戻ってブラントン。変わったボトルだけど、極めつけはキャップの馬。

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ガッツポーズしてるでしょ。

現行のブラントンは、ボトルキャップが8種類あります。競走馬がスタートを切って勝利するまで、”Blanton’s”のイニシャルに合わせて8種類。正直言って”L”から”N”までは、あんまり違いがわかんないよなあ。

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気付いた?
ガッツポーズしてるのは最後の”S”だけ。
8個中ひとつしかないんだよ。

ブラントンのお酒の話。

驚くほど高級ってわけじゃないけれど、そこいらのバーボンと比べると少々お高めです。聞けば納得できるだけの理由がちゃんとあります。

ブラントンはシングルバレル・バーボン。

ウイスキーは木樽で熟成させます。ブラントンの場合は8年。バーボンに限らず、ウイスキーは普通、樽同士でブレンドするんだよ。樽に入る前は全く同じ原酒でも、熟成期間(樽の状態、場所、気候)を経ると、ひとつとして同じ酒になりません。

ボトル毎に味が違ったら困るから、同じ品質のウイスキーを安定供給するために、樽同士でブレンドします。

ブラントンはそれをやらない。シングルバレルの意味は、ひとつの樽からボトルに詰めてますよ、混ぜてませんよって意味です。樽ごとに味がバラバラじゃ困るから、管理がとっても大変。造り手がひたすら手塩にかけたバーボンなんだよ。

ラベルの日付なんかは全部手書き。そこまでしなきゃ気がすまないぐらい、こだわって作ってるんだね。

ブラントンの産みの親はこのオッサンです。最近紹介した「エルマー・T・リー」。
» バーボン界で馬を馳せるオッサン「エルマー・T・リー」

……

どう、いいお酒だよね、ブラントン。

何か良い事あったときに飲むのもいいし、贈り物にもぴったり。

味見するならNASHにおいで。

飲んだこともないお酒を誰かプレゼントするわけにいかないでしょ!?笑