エドラダワー、スコットランドで最も小さい蒸留所

シングルモルトウイスキー「エドラダワー10年」。

Edradour Aged 10 Years

いやあ銘酒です。1825年の創業以来変わらない、昔ながらのウイスキー。手作りの良さを今に伝える、貴重な蒸留所。生産量も多くはありません。スコットランドで最も小さい蒸留所として知られていましたが、2005年にできたアイラ島のキルホーマン蒸留所も同じくらいの規模だそうです。

味わいは、ハイランド・モルトらしい滑らかクリーミー。バニラ、蜂蜜やキャラメルのような香り。

ウイスキーのオフィシャルとボトラーズ

最近発売された雑誌「Pen」のウイスキー特集にも載っていた、

なんかのお店に行くと、普段の酒屋では見かけないボトルが、それはもう山のように並べられています。特にスコッチ・シングルモルトの世界では、蒸留所自身が瓶詰めまで行う通称「オフィシャル・ボトル」に加えて、原酒を樽ごと買い上げて独自に熟成期間や方法、ブレンドまで独自に工夫を凝らす「ボトラーズ」というジャンルがあります。

オフィシャル・ボトルは、受け継いでいく伝統の味があるからね。あれこれ気軽にスタイルを変えられません。

ボトラーズは正規のボトルと違って生産量も少なく、また手を変え品を変えあらゆるアプローチをするから、種類は星の数ほどあります。また、すぐに希少価値が出て気軽に飲めなくなったりも。

当然、どちらも評価すべき対象。優劣は付けられません。ただオフィシャルは比較的規模が大きい生産量を維持しなければならないが故に、犠牲にしてしまう部分がないとも言い切れない。

そんな中で「エドラダワー」。ペルノ・リカール社に代わって、2002年にボトラーズのシグナトリー社が所有となりました。シェリーやマデイラワインはもちろん、ソーテルヌワインやシャトー・ディケムなんて個性的なフィニッシュのボトルを次々とリリースしています。

まずは基本の10年、一杯800円で飲める幸せ。