生産者の顔が見える、ビオワイン

お店で取り扱うお酒の選定は、バーテンダーの腕の見せ所の一つです。

Bar NASHは、ウィスキーやカクテルはもちろん、ワインも大得意。普段はなかなかオーダーされないような種類のお酒、何気ないフード・メニューでも、お客様を満足させられる逸品を揃えたいと思ってます。

ボクが大切にしているポイントの一つに、そのお酒がどのように造られたか、とりわけ生産者の姿勢と製造過程に注目しています。

真面目に丁寧に作られる『自然派ワイン』

皆さんが量販店で目にするワインの大半は、大規模な生産拠点を持ち、流通量も豊富なワインです。もちろん、こうしたドメーヌやシャトーにも、優れたワインは山ほどあります。

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一方で、原材料であるぶどうの栽培に化学薬品・肥料や機械の使用を控えたり、酸化防止剤を使わなかったり、生産量を犠牲に手間暇かけて作り出される、頑固一徹なワインが存在することも事実です。こうしたワインは『自然派ワイン』と呼ばれ、年々人気が高まっています。前回紹介した、『ジャック・セロス』も自然派ワインのひとつ。

自然派ワインは、ビオ・ワインとも呼ばれます。基本的な考え方は、無農薬有機農法、化学物質添加を行なわない。『ビオロジック』や『ビオディミナ』といった手法が良く知られています。詳しくはまた後日・・・。

『モエ』や『ヴーヴ・クリコ』、NM(ネゴシアン・マニピュラン)の炭酸の強さも個性。小規模生産で、手間を惜しまず作られる『ジャック・セロス』の繊細さも個性です。生産スタイルの特徴を知ることで、ワインの楽しみ方にも幅が広がります。

世の中には、手頃な価格で驚くほどおいしいお酒が沢山あります。こうしたお酒を探し出し、お客様に提供するのが、ボクのバーテンダーとしての大切な役割だと思っています。